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小太刀君の3手の読みで切り捨て御免

長い歴史があって奥が深い将棋ですが、楽しみながら将棋の技を磨きたい。

順位戦B級2組6回戦~佐々木勇気七段

今日もお越しくださりありがとうございます。




今回は、順位戦から佐々木勇気七段の対局を棋譜並べとともに解析でご案内します。


佐々木勇気七段はイケメンですよねぇ。
なんたって、若手のホープでしょう。



emoji 岡崎城五万石将棋まつりにて。

<略歴>
生年月日 :1994年8月5日(26歳)
プロ入り年月日: 2010年10月1日(16歳)
出身地: 埼玉県三郷市
師匠 :石田和雄九段
段位 :七段
優勝回数:1回(加古川青流戦 第3期 = 2013年度)



開始日時 2020-11-11 10:00
棋戦  第79期順位戦B級2組6回戦
先手 中村 修 九段
後手 佐々木勇気 七段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
持ち時間 6時間
消費時間 120▲328△360
戦型 矢倉



私の独自目線で目に留まった局面をご案内してまいりますが、途中【次の一手】では皆さんとコミュニケーションの場として、メニュー・【みんなの掲示板】で盛り上がれたら楽しいだろうなと・・・(。・ω・。)ノ♡

なお、サイドバーでもご案内していますが、解析する際はShogiguiに水匠2を加えて通常通り検討しています。


▶☗66歩打ち
桂の高跳び歩の餌食か!?
これは、☖75角に対して角成を防いだ一手。




▶☖54手目45歩打ち
これは桂では取れないでしょう。
後手の駒台に貴重な一歩が残っています。





【次の一手】
▶70手目57金打ち

あなたならどおする?

本譜は下記の【棋譜並べ】でどおぞ。





▶☖110手目79馬
寄せに出た!

そうでしょうね。
自玉は、手を渡せば頭金の一手詰めです。




Shogiguiによる解析

▶最善手:79銀打ち
検討では、☖79銀打ち☗98玉☖88金打ちと迫る手を勧めています。

☖87金から馬も切り捨てて詰みそうですよね。

私の浅はかな読みでは、ザル碁と一緒でしょうが・・・。

そのようには指さなかったところに何かあるのかな?





▶本局を通しての解析

悪手:先手2、後手0。



【岡崎城五万石将棋まつり】2019年
左端に師匠・石田和雄九段、右隣は佐々木七段。
 




【棋譜並べ】
初手から終局まで再生してごゆっくりお楽しみください。
▲中村 修 九段 vs. ▽佐々木勇気 七段



後手・佐々木七段が120手で勝利し、対戦成績を5勝1敗としました。


皆さんもご存じかと思いますが、この一つの黒星は初戦の藤井二冠戦との対戦です。

その藤井二冠は初戦から白星街道を突っ走り、現在6回戦(北浜健介八段戦)を終えて無敗の6連勝とトップの座を維持しています。



【順位戦B級2組成績表】



また、話は変わりますが佐々木七段は今期のNHK杯将棋トーナメントで予選落ちして、私を含めファンには淋しい限りでしょう。



ではごきげんよう(^_-)-☆


 

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