きょうもお立ち寄りくださりありがとうございます。
今回は、タイトルのとおり女流棋士の棋譜を解析とともにご案内します。
また、途中で「次の一手」を皆さんとご一緒に検討できる局面図を挙げています。
なお、解析ではこれまで通り、
Shogiguiに水匠2をインストールして活用しています。
開始日時 2020-11-09 10:03
棋戦 第14期マイナビ女子オープン本戦
先手 鈴木環那 女流三段
後手 香川愛生 女流三段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
持ち時間 各3時間
消費時間 117▲139△180
戦型 雁木
▶46手目65歩
☗同歩として角交換は五分でしょうか。
▶76手目36銀打ち
これも悩ましい選択ですが、先手は飛車は捨てて銀を頂くでしょうねぇ。
飛車と銀・桂の2枚替えで駒得でしょう。
次の一手
▶96手目21玉まで。先手番。
あなたの一手は?
お茶の花
▶Shogiguiによる解析
最善手:34銀成
後手の持ち駒と先手の持ち駒を考えると、ほぼ先手は【詰めろ】のような感じがします。
ここで、寄せきれなかったのは悔しいでしょうねぇ。
一時、終盤で先手が形勢グラフでは不利を示しましたが、持ち直しました。
▶113手目67同金
寄せの一歩手前ではこのような局面でした。
☖67歩打ちに同菌と進みましたが、後手玉は☗22銀打ち以下【詰めろ】の局面です。
【棋譜並べ】
初手から両者の熱戦を齊瀬してごゆっくりお楽しみください。
▲鈴木環那 女流三段 vs. ▽香川愛生 女流三段